「あおぞら」に関する注意事項

バイオディーゼル製造に関する注意事項

あおぞらシリーズ使用により製造したバイオディーゼルの使用に際して以下の件で注意が必要です。

1)あおぞら製造装置は電気的事故を防ぐ為水や雨のかかる場所に置かないよう注意し、装置に注油する際はモーター部や電気配線部分に廃食油等がかからないよう充分注意が必要です。水や油が故障の原因になります。

2)バイオディーゼルの製造時には製造方法マニュアル以外の方法で製造することは故障の原因になりますのでお止め下さい。

3)酸化の進行した油や腐敗の進んだ油、残留物の多い油、動物油、鉱物油、パーム油、ヤシ油等での製造はできません。車輌の故障原因になります。

4)本来の目的以外であおぞらを使用しないで下さい。

5)使用歴の長い車輌にバイオディーゼルを初めて使用した場合、燃料タンクや燃料パイプ等に今まで絡みついた汚れが剥がれ落ち、燃料フィルターに詰まりやすくなりますので注意して管理して下さい。

6)バイオディーゼルを使用する車輌は使用開始から 2ヶ月以内に燃料フィルターを一度交換してください。以後は様子を見てフィルター交換を行って下さい。

7)バイオディーゼルを使用する車輌は燃料パイプ等のゴムが劣化し、液漏れが発生する場合があります。使用に際してはフッ素系ゴムまたは薬品に強いゴム管に取り換えることをお願いします。

8)あおぞらのぞき窓のパッキンは長期間使用すると劣化します。劣化が進むと油漏れを起こしますので、油や化学薬品に強いゴムに取り換えて下さい。

9)完成したバイオディーゼルの品質検査は各自の責任で行い、良い品質を保つよう努力して下さい。

10)バイオディーゼル使用に際して陸運局に「廃食用油燃料併用」の届け出を行って下さい。

11)バイオディーゼルに軽油を混合すると課税対象となります。

12)バイオディーゼルに軽油を混合して使用する場合、品質検査を行い所管する官庁へ届け出て許可を受けることが必要です。

13)消防法に関する届け出は使用者の責任でこれを行うこと。

14)100℃以上での使用は控えて下さい。火災の原因になります。

15)ヒーターの空焚きには注意して下さい。故障の原因になります。

16)浄化装置が詰まる場合、原料の廃食油の使用を改め新鮮な廃食油を使用し、それでも詰まらす物質が出る場合はアルカリ触媒法の製造工程表に沿った製造を行なって下さい。

17)浄化剤の洗浄は定期的に行ないバイオディーゼル品質が低下してきたら新しい浄化剤と取り換えて下さい。

18)原料の廃食油によっては製造作業工程2の段階でノリ状の物質が出る場合があります。この物質は浄化装置のつまりの原因になりますので、沈殿させて上澄みを使用するか、原料油を取り換えてください。

 

その他、BDFについて

BDFはガソリン車には使用できません。

BDFは車両に使用する場合はすべて自己責任による行ってください。

BDFを飛行機や精密機械の燃料として使用しないでください。

BDFを給油する前に必ずろ過を行い、不純物を取り除きます。

完成したBDFの保管冷暗所にて行います。

BDFは時間の経過とともに酸化が進行するため、酸化防止剤を使用することが望ましいです。また、酸化したBDFは車両に使用しないでください。

大気温度0℃以下の条件でBDFを使用する場合、必ず凍結防止用の添加剤を使用します。

 

平成25年4月

(有)エバグリーン

代表 大山盛久

コメントを残す